2010年04月03日 (土) | Edit |
週末・・・行政は、お休みです。
この数日間の喧騒が嘘のように、何だか、静かです。

何か、個人でも出来ること・・・。
知り合いの埼玉の獣医師、3名に連絡をしてみました。

週末で忙しいとは分かっていたのですが、快く話を聞いてくれました。

写真を見てくれることと、知り合いの獣医師にも知らせてくれるようにお願いをしました。

何か、あと他に何か、今出来ることでやっていないこと・・・。

頭が空回りするばかりで、あの子達に寄せられていた家族の想いを思い出すと、何もできない自分が腹立たしいです。



こちらの方にも、たくさんのコメント・アクセスありがとうございます。

お返事が出来ず、心苦しいですが…。
全てのコメントを読ませて頂いています。
本当に、ありがとうございます!

言葉とは難しいものです。
ブログを読んでくださる多くの皆さまに、誤解やご心配をおかけしないように
私たちが何故ブログにこの事件のことを書いたのかを、お話したいと思います。

大きな目的は、3つになります。
1、飼い主さんを見つけて、今回の悲しい事実をつたえたい。
2、早く犯人を突き止め、捕まえ、事件の解決をしてほしい。
3、こんなことが繰り返されないようにするにはどうしたらよいのか、皆さんと考え、対応への変化を起こしたい。


飼い主さんを傷つけないか、という不安のご意見も頂きました。
そして、もし私自身が飼い主さんだったとしたら、当然ショックが大きく……傷ついてしまうと思います。
とはいえ、自分は知らずに過ごし、周囲が知っていたとしたら…、それも悲しいです。

私たちとしては、予定の日に荼毘にふし、お骨は東京動物霊園の合同葬の中に分骨の形でおさめられること…。
墓石は、東松山、東京の北区にそれぞれあり、お参りができることを飼い主さんに伝えたいのです。

今後こんな悲しい事件が起きないようにという願いを込めて、現地に、小さな石碑の一つでも…とも考えています。

皆さまが願えば、叶わぬ願いではないと思うのです。
だからこそ、皆さんに事実を知っていただき、飼い主さん探しなどの協力をお願いしました。


そしてもちろん、県警には犯人を捕まえてほしいと切に願っています。
県警の方に教えて頂いた情報では、マイクロチップのリーダーに反応する子はいなかったそうです。
ごみ袋は今時手に入りにくい、黒色をしていること。
他にも沢山手掛かりはかなりありそうなのに、犯人の特定がまだなのが悔しいです…。

捜査状況がまったくわからない。だから、焦るような気持ちになるのかもしれません。
一刻でも早く、新しい事実などが判明して犯人が逮捕されたらいいのに。

この事件が解決したとしても、同じような事件が再び起こらないように……人々の意識を高めていかなければなりません。

現在、誰でも火葬するための小さい炉をつんだ車は簡単に買える時代です。
法の規制も、申請や登録の必要もありません。ネットの世界も果てしなく広く深く続いています。

人を見たら泥棒と思え……。何事も、疑ってかかれ……。
なんて、重たく暗い悲しい国なのだろうと、思います。

生前、マザー・テレサが来日したとき「この豊かな国の大きな心の貧困を見ました」という言葉を、会見で言っていたのを思い出しました。

こんなことが二度と起きないようにするには、どうしたらよいのでしょう。
私たちは、何をすればよいのでしょう。

皆さんにも考えて、そして一緒に行動を起こしてほしい。
 
生きている時は、物扱い。
死んだら、ゴミ扱い。
これが、今の法律です。
テーマ:動物愛護
ジャンル:ペット
2010年04月01日 (木) | Edit |
行政のご厚意で、昨日の15遺体の確認がとれました。
身に着けていたものを含め、写真に収めてきました。
かなりの特徴が、解りました。

犯人逮捕がまだの為、詳しい情報は、流せません。

しかし、飼い主さんの問い合わせが、いつの日かあったとき、照合できるような準備は、できたかと思います。

先日までのキャバリア・ハスキー・シェルティより、痛んでいる遺体が多かったのは、春の暖かさのせいなのでしょう。



また、東京動物霊園のご厚意により、先日の80体と一緒に、火葬もできることになりました。
もちろん、行政の方々も、法律にそってゴミとして焼却など、本意でもないでしょうから、ほっとさたかもしれません。

少なくとも、飯能市役所の○○課長は、今日の忙しい時間を割いて、決して気持ちの良いものではない、私たちの作業を手伝って下さり、帰り際には、ご丁寧に、ねぎらいの言葉と共に、お礼を言って下さいました。


法治国家で公務員として、定められた枠の中での言動ですから、辛いものもあるのでしょうね。






昨日のガードレールの下の紫のお花は、犯人を見ているのでしょうか。
人数を、知っているのでしょうか。




今日の遺体は、その子達の想いではなく、飼い主さんの、大切な家族を見送った時の、悲しい想いが、詰まっていました。
まるで、業者に遺体を託し、彼らを見送った時の光景が、見えるようでした。
見送って、彼らにかけた言葉が・・・聞こえてくるようでした。



軽量の結果、80体の重さは510㎏・・今回の15体は、150kgだったそうです。

過ぎた月日の経過に、思いをめぐらせました。





追記

大変申し訳ないのですが、「板橋の犬たちを助けて」のブログも、ワンダーランドのスタッフ・ブログも、返信のコメントを入れたいという思いと、応援への感謝の気持ちで一杯なのですが、なかなかお礼のコメント返しができずにおります。
忙しく、時間が取れないなど、言い訳に過ぎないのはわかるのですが・・・。

コメントは読ませて頂いております。そして、励まされております。
転載など、確認は不要です。
逆に、こちらからお願いです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、コメント返しができずにいることを、お許しください。

いずれ、よい知らせを書ける日が来ると、信じています。

また、今後、動物の葬祭業者の登録制や許可制の必要性を、訴えていきたいです。


現地に小さくてもいいから、墓石を置きたい。
でも、どうしたら、できるのか・・・方法が解りません。

また、法律に規制されそうです。
2010年03月31日 (水) | Edit |
今日、正丸峠に行ってきた。

カーブを曲がって、ビックリ。

まぁ、向こうの人達は、もっと驚いていたようでしたが・・・。
乗用車が4台、トラックが1台、人がたくさんいた。
飯能市役所のKさんと搬送の人達、県警か飯能警察か分からなかったけれど、警察の人・・。

先日「どうぞ、見に行っても構いませんよ。」と言っていたのは、県庁のKさん。

そして、私は「木曜がお休み」・・・と伝えていたっけ・・・?

まさか、水曜に来るなんて・・・とでも思ったのかな。

勘ぐりすぎ、か。

26日に収容されていた80体の遺体を、他に移動して保管しようとしていたとのこと。

聞いてないよ。そんなこと。
県警の現場検証が終わり、「遺体を80体は収容し現地においてある。」と聞いていた。
それから、「いつまでも置いておけないから、火葬するのなら早々に・・・ただし、年度替わりは忙しいから避けてもらうと、ありがたい」と言っていたのは、何だったんだろう。

私たちにしてみれば、通報した責任もあるし、現地においてあるという3つの大袋を確認しなくちゃーと、出かけたのに。

なんだか知らないけど、よかった。今日出かけて、よかった。
昨夜、変なことがけっこうあって、きっと、何か起きていると感じていた。
明日では、何もなくなっていた。



そして、下に降りて、行くにつれ、なんだか分からない涙がにじんできた。
感情は動いておらず、なんの涙か解らなかった。
花粉症でもないし・・・。

またまた、ビックリ。
新しい遺体が、4つ。
目に飛び込んできた。

警察もKさんも驚いていた。

もっと上に8つの遺体・・・15の遺体。
小さい子、柴犬サイズの子、大きい30キロくらいの子。
たった6日間の間に・・・。


警察から、近くに行かないよう注意された。
現場検証をするし、これから鑑識がくるとかだそうで。


上田知事に感謝する。
やはり、トップダウンが機能するというのは、いい。
板橋は署名活動までしなければ、動かなかったっけ。
本来なら、下からでも、動くべきとは、思う。

そういえば飯能警察へは一番に出向いた時に、「廃棄物の不法投棄なら生活安全課だけど、詐欺罪なら刑事課なんだよなー。どっちにしても、今はちょっと忙しくて、それが終わってからになる」・・・と言われたっけ。

それが、上田知事のおかげで、あっという間に県警と県庁が動き出してくれた。
あの子達の想いが、知事に届けてくれたのかもしれない。


斜面を上がり、ガードレール越しに下をみたら、2つの遺体が見えた。
崖の上では、たくさんのカラスが鳴きながら飛んでいた。

足元には、紫のきれいな花が咲いていた。
先日来た時は、雪が残っていたっけ・・・。



切ない。
テーマ:日記
ジャンル:ペット
2010年03月31日 (水) | Edit |
率直な感想は、ムゴイ・・・。
あってはならないことが、目の前に展開していました。

生前の彼らの生活。
愛し、愛された大切な家族との、天寿をまっとうして訪れた、肉体の見える世界の、別れ。

騙されているとも知らず、火葬と埋葬を託したであろう。
今朝だって、水とお供え物をそえ、手を合わせているかもしれない。

もちろん、彼らの心・魂は家族の元、あるいはあちらの世界に飛んで行ったと思う。
しかし、彼らが生前、乗り物としていた大切な肉体。
神に、土に、自然に帰してこその感謝であろう。と、私は、思うのです。


先日の県庁、産業廃棄物指導課のKさん・Iさん。飯能市の環境緑水課のKさん。県庁衛生課のNさんとの話し合い。
以前、相談に行った飯能警察、生活安全課のHさん。

やはり、これまでの行政と同じ。
これまでになかったことが起きているのに、現行法での理解をちらつかせ、私たちを納得させようとする。
つまり、できない理由を探し、言い連ねるのだ。

人として、大人として、子供にしっかりと胸を張って、説明できるのか。
言葉だけの愛護法のように、いのちを大切に。たった一つの大切ないのち。
いのち慈しみ、育みましょう・・・などと、美しいスローガンが、頭の上を通り過ぎていく。


現地のことが知れ渡れば、近隣の住民がうるさい。とな・・・。
誠意をつくし、水質検査をし、犯人逮捕に向けて、協力要請は無理なのか。

地主がいるから、長いこと放置できない。
県が借り受けている土地で、しかも、5・6年も放置されてきたのに。

感染症の心配もあるから、撤去を急ぎたい。
では、あの場所以外の袋は無視できないではないか。
山全体など、予算がないからできないというのは、理由にならないと思うのは、私だけか。

本当に感染症が怖いというのなら、情報公開を早くするのが、飯能市民に対しての誠意ではないのかしら・・。


一般ごみとして焼かれ、ごみとして処分されたと知った時、飼い主の嘆きは数倍になるであろう。
大切な家族が、想いを利用され、騙され、乱暴に山の急斜面に放り投げられ・・風雨にさらされ、朽ち果てていく。

公僕であるはずの行政の手にゆだねられたら、今度はゴミの扱い。


ゴミとは、「護美」と当てて書くこともある。
誰かが言っていました。
「雑用という用事はありません。雑草という草はありません。
そう思う、心があるだけです。」
ゴミは
ごみは、誰がその物体をごみと考えるかに依存した相対的な定義である。ある集団にとってはごみでも、別の集団にとっては宝の山という状況が存在する。そこに含まれているものに対して価値をいかに見出すか
また、ごみ(ゴミ、芥、塵、埖、英: refuse)は、役に立たなくなった不要なものをいう。「くず」や「かす」もほぼ同様である。最初から誰にとっても価値を生じない物体、たとえば路傍の石などは、ごみとはされない。誰かが、何らかの理由で一度は所有し、その後価値を失った物がごみとなる。
彼らは、価値を失ってはいません。少なくとも、飼い主だった人々にしてみれば・・。

私たちが現地に赴いた時、古い袋や骨を踏みつけずには前に進めませんでした。
心が痛みました。
お線香どころか、お花も添えてきていません。できませんでした。

このまま、見ないふりの出来る性質でもなく、どれほどの費用がかかるのか解らないのに。、「税金を使って動物としての火葬はできない。しかし、そちらがするというのでしたら、搬送ぐらいのお手伝いはできます」
「私たちは税金、つまり公費で動いていますから。今日の話し合いも公費できているのですよ。」
ときりかえされ、「私たちが資金を集め、こちらで理解して、協力してくれる霊園を探せば、火葬させてくれるのですね。」と、言っていました。

私たちは自費で動き、自分の仕事・生活を犠牲にし、ここにいるのに・・・。
しかも、東京の板橋区に住んでいて、埼玉県飯能市のことに関わっているのに・・。


昨日の記事は同行したスタッフが書きました。
今日は、店長が書いています。

行政の対応は、板橋の時より素晴らしく、早かったのです。
しかし、年度替りがどうとか、予算がどうとか・・。
馬鹿な私には、理解不能です。

関わっていただいた行政の方々をひはんするつもりはありません。
彼らなりに、定められた規則の中での動きをするしかないことは、理解できます。

そして、心あるものとして、人として温もりを感じられる対応であったなら、ここまでの違和感は抱かなかっただろうとおもうのです。


火葬は北区赤羽の東京動物霊園が、協力を受け入れてくれました。
日時を調整し、行政の都合も聞き入れ、荼毘にふされます。
火葬ののちは、一部の骨を東京動物霊園の合同墓地に入れていただき、家族がお参りできるように配慮してくださいました。
ほかの骨は、私たちが責任をもって土に返します。


犯人が捕まってほしい。
少しでも早く、飼い主さんを見つけたい。
あの子達の想いは、解りません。

私は、私の想いで動いているだけです。


2010年03月30日 (火) | Edit |
2月上旬に、保護活動で知り合った方から
埼玉県の正丸峠、という山中にたくさんの犬の死体が捨てられている、というお話を聞きました。

事実を確認するために、何度かに分けて正丸峠に足を運び
2月の終わりに、再び山を降りて写真を撮ってくることになりました。
店からも店長に、スタッフ一人も同行することになりました。

一言でいえば、とても酷かったです。

ガードレールをくぐり、絶対に人間は覗きすらしない絶壁を這い降り……
木々が途切れて、竹やぶに変わる辺りに 、大量のゴミ袋や、電化製品が。

一番近くにあったゴミ袋をみると、白い被毛がゴロリと落ちていました。
肉は腐ってしまったのか、破れたビニールから毛と骨だけが散乱していました。

目を凝らしてよく見ると、腐葉土に埋まるかのように…そこら中が骨だらけ…。

竹にしがみつき、遺体が入っているであろうビニールや骨を踏み付けないと進めない状態でした。

「ごめんね、ごめんね」って謝りながら 急斜面に滑りそうになりながら、奥に進んで行きました。
落ちそうになって咄嗟に掴んだ木の枝の上には
ビニールがぶら下がっていて、毛布と毛がずるりと覗く。

何んだろう、どこだろう、ここは、おかしくない?
眩暈がするほどの情景に、頭がおかしくなってしまいそうでした。

まだ新しい、洋服着たシェルティの子。
ひっくり返したら、血を吐いて真っ赤になってる。
洋服の上には、一羽の折鶴。

その少し先には、うずくまった形でキャバリアの子。
耳にはカワイイお正月リボンがついてた。

もう骨すらなく、ただ穿いていたはずの紙おむつだけが残っている。

斜面の上の方には、最近捨てられたばかりであろう子が生々しい状態で捨てられていました。

まるで寝てるみたいで、ぬいぐるみみたいにフワフワした身体。
この子も、他の子たちみたいに
腐り、虫に食われ、骨になっていくんだろうか……。

ビニールから飛び出した足、肋骨だけ残り腐敗した体、ビニールの中の子と繋がったままのリード…
ミイラになってる子…顔から蛆が飛び出してきた子…悲痛な表情の子…


飼い主さんが、皆と仲良くあの世に行ってね、と出したお葬式。
立派な霊園に祈りに行ったとしても、
そこには、愛した子はいない

死後の幸せを願った子の身体は
今も、誰にも見つけられることのない木々の中で雨ざらしになってる。

残念ながら、日本では「不法投棄」か「詐欺罪」でしか罪を問えません。
おかしいでしょう。

これが、人間なら?
こんなにたくさんの命が、ゴミの様に投げ捨てられているのに。
こんなのは、土に還るなんて言わない。
言わせない。


許せない。


一体どんな国なのだろう、私たちの国、日本。

詳細はこちらです。
→●板橋の犬たちを助けて:ブログ
事件解決のひとつとして、亡くなった子の飼い主さんを探しています。
どうか、ご自身のブログや、ホームページなどでお声かけお願いたします。